カナダ旅行 ④レイク・ルイーズ周辺ハイキング

2016年6月22日水曜日

アウトドア チャレンジ企画 海外 登山 料理/グルメ/宴会

前日はレイク・オハラへのハイキングツアーでしたが、今度はバスツアーでも訪れましたレイク・ルイーズ周辺を個人でハイキングしてきました。誰かに案内してもらうツアーも良いんですけど、せっかくなので自分で計画して自由に動きたいんですよね。

選んだのは「レイク・アグネス&ビーハイブス」というカナディアンロッキーのなかでも最も人気の高いトレイルです。一人だとクマとの遭遇も怖いですしね。といってもカナディアンロッキーには大変多くのトレイルがあるので日本みたいに人だらけにはなりませんでした。(夏休みシーズンになるとどうなるか?)


スタートはレイク・ルイーズ湖畔にあるフェアモント・シャトー・レイク・ルイーズという高級ホテル。バンフからは「Brewster Banff Air Express」というシャトルバスを利用しました。事前に予約してバンフのホテルからシャトー・レイク・ルイーズまでピックアップして頂くことができました。今回のゴールはレイク・ルイーズの右上に見えます「ビッグ・ビーハイブ」です。ハチの巣のような形の岩山でこんなん登れんのかよって感じがしますが裏側から登れます。この目的地をいろいろ寄り道しながら目指します。

というわけでスタート。早朝は綺麗なエメラルドグリーンに山がうつって大変綺麗です。気持ちよく歩き始める事ができました。

しばらく左手に木々の隙間から湖を見ながら針葉樹林の中を穏やかに登っていきます。驚いたのがバックパックに赤ちゃんを背負って歩くハイカーが何組かいました。赤ちゃんが生まれたからといって軽い散歩だけでなくハイキングにも連れて行っちゃうのが割と多いんですね。あとすれ違いの挨拶が皆さんめっちゃ爽やかでした◎


大きく道が折り返す地点で、少し視界が開けてレイク・ルイーズの湖面を見下ろすことができました。

しばらくするとミラー・レイクという湖に到着しました。緑がかった小さな湖ですが、その上には今回の目的地のビッグビーハイブの岩壁がそびえ立っていてワクワクするものがありました。このあたりから何か他の登山者との会話が増えてきました。写真撮りあったり、日本の山の紹介したりしてました。写真ももっとテンション高く!みたいな注文をしてきたりなど楽しかったです♪湖を左に行くと一気に中間地点のレイク・アグネスですが右へ進んでリトル・ビーハイブという場所に寄り道します。


標高を上げていきますと徐々に木々の密度が薄くなり、眼下にレイク・ルイーズやシャトー・レイク・ルイーズを見ることができました。


リトル・ビーハイブ到着直前、とても展望のよいところがありました。(ここがリトル・ビーハイブかと思ってしまいました)。ミラー・レイクやビッグ・ビーハイブもよく見えました。ここで写真の撮り合いをしていると相手側がカメラの入れ物を落として転がり落ちていく…という事件発生。途中で止まってくれて良かったのですがAhh. (*゚д゚) → Oh. (´Д`) =3 と表情がシンクロしちゃいました。「セーフ(笑)!」なんて言っちゃったけどあれ英語大丈夫だったんですかね。


リトル・ビーハイブに到着しました。ここからは国立公園を広く見渡すことができました。すごく広かったです。。山の名前がよくわかりませんでしたが良い景色でした◎この時点で予定よりも早く歩けていることがわかったので、お菓子休憩を取って、レイク・アグネスへ向かいました。


犬とハイキングされてる方も何組かおられました。ハイキングの仕方も様々ですね。


レイク・アグネスに到着しました。ここはすごく人で賑わっていました。というのもレイク・アグネス湖畔にティーハウスがありまして、ここで飲み物や軽食が食べられるんですね。ここでのんびりしていると後が心配なので次に進みました。レイク・アグネスの右湖畔を歩きます。


レイク・アグネスの折り返しまできました。休憩してるお二人が挨拶して下さりました。


このあとの登りが急でしんどかったです。これを登り切ると目的地のビッグ・ビーハイブです。


ビッグ・ビーハイブに到着しました。レイク・ルイーズや国立公園をより広く見渡すことができ達成感がありました。右下にはミラー・レイクも見えております。ミラー・レイクからは岩壁ばかり目が行って、こんな展望があるなんて想像してませんでしたが圧巻です。


はるかカナダの山まで日本のカップヌードルを持ってきて食べました。より達成感が増しました。日本のカセットコンロ用のガスがバンフのアウトドアショップやスーパーで売られていなかったのでホテルで沸かしたお湯を魔法瓶に入れて持ってきました。


ごはんを食べているとシマリス3匹に囲まれました(*´∀`*) 全然人を恐れず近づいてきておねだりしてきます。リュックの中まで漁ろうとしてました。でも国立公園のルールで食べ物を与えてはいけません。ブクブクに太ってしまうとリスは冬を越せなくなるのです。


帰りのバスまではまだ余裕があったのでミラー・レイクまで別のルートで戻り、シャトー・レイクルイーズまで戻りました。バスがくるまではホテル内でコーヒーとケーキを食べたり(うまい!)、ホテル内のお店を見て回ったり、レイク・ルイーズ湖畔を歩いたり、ベンチに座ってボーッとレイク・ルイーズを眺めたり、バスツアーと違っての~んびりとレイク・ルイーズを過ごすことができました。


以上でレイク・ルイーズを思い残すことなく楽しむことができました。帰りもBrewster Banff Air Expressでバンフのホテルまで送って頂きました。(途中、山が虹色になってましたー。)

今回個人でハイキングしてましたが、出会う人達がみんな気さくで、すごい声を掛けてくれて驚きました。なんであんな自然に会話できるんだろ。日本だと俯きながら「こんにちは…(テクテク)」とかだったりなのにね。あと、今どこかな?っていうやりとりも多かったです。日本のハイキング・ガイド見せながら、今ここ。あとちょっとね。とか教えてました。逆にリトル・ビーハイブ手前の展望の良いところで、ここがリトル・ビーハイブですか?って聞くこともありました。…という感じに外国の方々との(拙い英語ですが)コミュニケーションを楽しむことができました。

あぁ英語ペラペラになりたいと心底思うのでした。

撮影:PENTAX K-01 / SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO HSM

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