以前「京都一周トレイル」という京都市を囲む山を一周するコースを歩いているときに沢ノ池を通過したことがありまして、綺麗だったなーと調べてみたところキャンプに利用できるという事を知りまして以前から計画を温めておりました。
ルートはだいたいこんな感じ。ヒルクライムのコースにもなっている京見峠まで登り、氷室へ下り(道間違えたorz)、京見峠に戻り、中川まで下り、沢ノ池まで登って一泊。嵐山に寄り道して帰りました。(京見峠を少し下った所にある「山の家はせがわ」という洋食屋、お薦めです。)
京見峠→中川→沢の池 - ルートラボ - LatLongLab
12~14kgくらい?の荷物を積んでの坂道は過酷でした。一定の傾斜を超えるとペダルを踏み込めず自転車を押して歩くこともしばしば。京見峠の分岐で間違えて氷室方向へ下ってしまい再度登ったりして体力をどんどん奪われ、沢ノ池への坂では体が重く、視界がおかしくなり(ハンガーノックかと。。)、チョコレートなど補給しつつ、なんとか目的地に到着することができました。
天気も抜群だったので沢ノ池の水が池にしては綺麗なエメラルドグリーンでした。(カナダの湖と比較してはいけない)
秘境と呼ばれるだけあって土日でも人は少なく、デイキャンプの方達がちらほらおられる程度。話を聞くと地元の方で、滋賀県の湖南アルプスのとあるキャンプ地もご存じで、あそこいいですよねぇ。ここもいいですよー。と情報交換しておりました。
テント設営は後回しにして椅子組み立ててお昼ご飯食べると、疲労とポカポカ陽気で爆睡してしまいましたzzZ 起きるとデイキャンプの方が撤収準備されてて、テント良かったらここ張って下さいと良いところ譲って頂けましたm(_ _)m
夕食はメスティンで無洗米を炊きオイルサーデンをドーンとぶっかけた「豪快オイルサーディン丼」。
①30分程吸水させる。
②はじめちょろちょろ(数分弱火)
③中ぱっぱ(強火で沸騰)
④じゅうじゅう言ったら火をひいて(弱火、チリチリ鳴ったら消す)
⑤赤子泣いても蓋とるな(10分ほど蒸らす)
で上手く炊けました。レタスを忘れてしまいましたが美味しく頂けました。
夕方からキャンプ目的で来られたグループが焚き火をされていて、「良かったらあたりに来て下さい」と誘われました。何も持たずに行くのは気が引ける・・・メスティンで肉まんを蒸してお邪魔させて頂きました。
Instagramでつながった仲間とのことで、一人はお薦めすると即ポチる気配りがすごい自由に生きる兄さん。一人はジャマイカから来られた高校の英語教師。さらには本業で北極から南極まで(主に北・南アメリカ大陸)を旅するプロ冒険者(10日前帰国)。濃いメンツでございました。
新聞紙とアルミで包んで焼いた焚き火焼き芋や具沢山の鍋、締めにラーメンまで頂いてしまいました。肉まんしかお出しできないのに図々しくて申し訳ございませんm(_ _)m
ここでは僕が趣味のレベルでやってる旅では到底敵わない旅の話・世界の話などなど聞くことができて、正直頭がついて行けない部分もありましたが、同世代でもそれぞれ色んな生き方をされてる方がこうやって偶然集まってお話できて、何か貴重な経験だったなと思います。あっという間に夜更けとなりました。
翌日は荷物も減りましたし主に下りなので楽でした。並木道を自転車で下るのは大変爽快なものですね◎・・・やっぱりヒルクライムには向いてないんでしょうね。ダウンヒルならいいんですけど(笑)
嵐山で焼きおにぎり、団子、ソフトクリームを食べて帰宅。自転車キャンプツーリングを一応成功という形で終えることができました。またどこか自転車キャンプツーリングのルートを探して挑戦みたいと思います。(できれば坂少ないところで!)
リンク:京都一周トレイル(二ノ瀬〜清滝) [山行記録] - ヤマレコ
撮影:SHL22
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