祇園祭 後祭

2016年7月23日土曜日

芸術

祇園祭の後祭を見てきました。2014年から本来の祇園祭の姿に戻そうという約半世紀ぶりに前祭と後祭の二本立てになったんだそうです。見てきたのは山鉾巡行の前日のお昼。宵山の前です。まだあまり有名になっていない後祭の前日お昼であれば人が少なくて人混みではなく山鉾をゆっくり見ることができるだろうと思いまして。実際やっぱり少なかったです◎


で、後祭で見ておきたかった山鉾がこの大船鉾です。船の形をした独特な鉾ですね。何回も消失していて後祭より復活したもので、今年からは龍頭も新しく復元されました。戦(vs 新羅・高句麗・百済)に勝って凱旋する船を表しているんだそうです。


舵もちゃんとついてました。雲竜の刺繍が施されていました。


役行者山では何やら焚火的な儀式をされていました。後で調べてみますと、聖護院(左京区)の山伏による「護摩焚き」という儀式とのことでした。まぁよくわかりませんけど拝んどきました。


もう一つ見ておきたかったのが鯉山です。登竜門の故事(鯉が滝登って龍になるっていう)にちなんで立身出世のご利益がある山です。この鯉山を飾るタペストリーがベルギーのブリュッセルのゴブラン織りで、1575~1620年の期間に織られた5枚連作の1枚とのことで、何でこんなんが日本にあるのと大変興味深い山でもあります。


ポケモンではなく朱印集めをして後祭巡行記念手ぬぐいをゲットしようと思ったのですが、前の日に既に品切れになったと集めた後に聞かされましたorz

というわけで、かなり久しぶりの祇園祭でしたが、人混みに困ることなく楽しむことができました。

撮影:PENTAX K-01 / SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO HSM

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特にやることもなく1日を過ごし、パソコンに向かってとりとめの無いことをぼんやり書いてると気ちがいじみた心地がするね。

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