サントリー山崎蒸留所 工場見学

2016年7月18日月曜日

チャレンジ企画 仕事 料理/グルメ/宴会

最近『ヒゲのウヰスキー誕生す』という本を読みまして、ウイスキーの製造工程を見てみたいと思い、サントリー山崎蒸留所の工場見学へ行って参りました。近所にあるんですけど、日本最古で世界最高のウイスキーを作っている蒸留所です。

工場見学の流れは、ウイスキーの作り方について一通り説明を受けたあと現場へ行き、①仕込②発酵③蒸留④貯蔵の順に工場見学をさせて頂いたあと、テイスティング体験という内容で1時間程度でした。

①仕込 (以下パンフレットの説明を引用) 
モルトウイスキーの原料は水と大麦。厳選された二条大麦を発芽・乾燥させ麦芽にします。その麦芽を細かく砕き、仕込水とともに仕込槽へ。麦芽中の酵素の働きで、デンプンが糖に分解された後、ゆっくりとろ過し、澄んだ麦汁をつくります。

②発酵
ろ過した麦汁を発酵槽に移し、酵母を加えます。ここで酵母は、麦汁の糖を分解してアルコールと炭酸ガスに変え、ウイスキー特有の香味成分を持つ"もろみ"がつくられます。山崎蒸留所では、様々なタイプの原酒をつくるために「木桶発酵槽」と「ステンレス発酵槽」を使い分けています。

③蒸留
発酵によって生まれたもろみを、"ポットスチル"と呼ばれる蒸留釜を用いて2度蒸留することにより、アルコール濃度の高い"ニューポット(蒸留されたばかりの無色透明なモルトウイスキー)"を生み出します。この段階でウイスキーの香味の骨格ができあがります。

④貯蔵
蒸留されたばかりの"ニューポット"を樽に詰めて長期間じっくり寝かせ、熟成の時を待ちます。同じ"ニューポット"でも詰める樽の大きさ・形状・材質・貯蔵庫内の保管位置など、ウイスキーが熟成される環境によってその香味は複雑に変化します。

⑤ブレンド
樽で熟成された多彩なウイスキー原酒はブレンダーの手に渡ります。ブレンダーは原酒の熟成状況をチェックし、製品の特徴にあったものを厳選し、配合までを決定していきます。テイスティング体験ではテイスティングの仕方を教えて頂きました。その中で工場見学限定の原酒試飲ができました。ワイン樽原酒というのがとても美味しかったです◎(実は…の話で驚きました)


以上が工場見学の内容でした。読んだ本にも載ってたとおりで非常に興味津々でした。仕事柄、質問がたくさん思い浮かびましたが、邪魔になりますので工場見学終了後に少しだけ突っ込んだお話させて頂きました。(ありがとうございます!)

工場見学後は例によって山崎ウイスキー館のテイスティングカウンターでウイスキー試飲。山崎12年→響17年→山崎18年の順で美味しいと思いました。 アイリッシュウイスキーのConnemaraとTULLAMORE DEW12も試飲しましたが、Connemaraの香りがすごかったです。カナダ旅行中、アイラのウイスキーというのをすすめられたのですがこれとは違うっぽいですね。また探します。

というわけで、山崎蒸留所工場見学、大変おもしろい内容でした。今回はポットスチル(単式蒸留器)を使ったモルトウイスキーの製造工程の見学でしたが、機会があれば連続蒸留器を使ったグレーンウイスキーの製造工程も見てみたいですね。現状工場見学してるところはないみたいですけど。

撮影:PENTAX K-01 / SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO HSM

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