土日挟んで4〜5連休取得できる制度ができたので、これを活用して冬の北海道旅行に行って参りました。ライフ・ワーク・バランス大事。冬の北海道には去年3月にもフェリーに自分の車を乗せてあちこちドライブ旅行をしてましたが今回は飛行機と電車。初音ミクの「SNOW MIKU 2023」というイベントを軸にコンサート、さっぽろ雪まつりなど楽しんで参りました。また念願のニッカウイスキー余市蒸留所の工場見学にも行って参りました。
■SNOW MIKU 2023
SNOW MIKUとは北海道全体が北海道仕様の初音ミク「雪ミク」で盛り上がるフェスティバルのことで各地で様々な企画が実施されます(※ミクさんの出身が札幌)。新千歳空港に到着したらさっそく雪ミクが登場。専門ショップ・ミュージアムもあり雪ミクの歴史など見ることができました。2010年からやっていて年毎にテーマ・衣装などあってその情報量に驚きました
今年のテーマは「北海道の冬をイメージした『空模様』」で夜明けの空をイメージしたパステルカラーのふわふわした衣装がデザインされました。通称「冬麗(ふゆうらら)」。いつも白と青の2トーンが多いのに対してピンク色が入ってるのが特徴的だそう
テーマソングも作曲されコンピレーションアルバムも作られています。テーマソングはすごく元気が貰える感じで覚えやすく、たびたび脳内再生されては元気が出るというシンプルで良い曲だと思います。アルバムは私のボカロ100選にも入ってるボカロPが多数参加されてて驚き
■初音ミク「マジカルミライ」10th Annivarsary SAPPORO公演
8月に大阪公演で参加し甚く感動したマジカルミライ10th Annivarsary。これが札幌でSNOW MIKUと同時開催されるということで高い倍率のなか幸運にもチケット当選しまして改めて観戦して参りました。マジカルミライが札幌で開催されるのは今回が初めて ライブ会場は札幌文化芸術劇場 hitaruで席はSS席14列目でした。期待よりかなり近く、また手前が通路で前の人の頭などで視界が遮られない大変素晴らしい席でした。大阪はS席で基本的に大型ディスプレイや双眼鏡で見ていましたが今回は肉眼で細かいところまでしっかり見ることができました。生で見たときのミクさん達の「そこに存在してる」感がすごかったです
セットリストは大阪・東京公演同様、歴代テーマソング全てが披露されました。歴代衣装で元気に歌って踊ってるのを近くで見れて感動。MCが北海道弁で札幌公演ならでは。観客の拍手の大きさで次の曲が決まるという新しい試みもありました。もっとも感動したのは「札幌だけの特別だよ」と言って雪ミク(冬麗Ver.)が登場して今年の雪ミクのテーマソング「SnowMix♪」を披露してくれたこと。声出し禁止ながら会場全体がどよめき歓声が上がってしまっていました。札幌来てよかったと確信。マジミラ10thに悔い無しです。
隣の方が北海道の方で、今回念願叶って初参戦でき楽しみにして来ましたと聞いておりまして、一緒に感動してたのも良き思い出です。
■さっぽろ雪まつり
北海道には何回か訪れていますがさっぽろ雪まつりは今回初めて参加させて頂きました。コロナで中止していて3年ぶりの開催。予想以上の規模・展示数で驚きました。写真を撮ってもきりが無いのであまり撮らずに見るのに集中することに。写真はナイチンゲールのエンブリー荘という建物の大雪像。全ての医療従事者に感謝を込めて制作されたそうで圧巻の出来でした。スパイファミリーやチェンソーマンなど漫画・アニメの雪像も多数でした。
こちらは氷像。神話の生物とか筋肉と剣とかヘビーメタルと相性の良さそうな作品がたくさん展示されていてとてもとても面白かったです。全体的に迫力がありつつ細かいところまで作り込まれていて溶けてしまうのが勿体無さすぎる出来でございました。
さっぽろ雪まつりでは雪ミク(冬麗Ver.)の雪像も展示されていました。そもそも2010年に初音ミクの雪像を展示したのがSNOW MIKU・雪ミクの発端なのだそう。思った以上の大きさで驚きました。
さらに驚かされたのが夜 「音と光のスペシャルショー」というミニショーが開催されテーマソング「SnowMix♪」に合わせて雪ミク雪像がプロジェクションマッピングでライトアップ演出されていました。白い雪像がカラフルになり演出も大変迫力があって素晴らしかったです。
また初音ミクとは別の「重音テト」という合成音声キャラの雪像もありました。こちらも完成度が非常に高かったです。テーマが「オンラインから飛び出そう」なのですが立体感がすごく色んな角度から見て楽しむことができました。重音テトはボカロ100選のなかでも2番目に曲数の多い推しキャラなので大変有り難かったです。
ボカロ趣味だけでも取り上げ切れない…噂に聞く以上にすごいお祭りでした。これだけのものを期間限定で展示して日に日に溶けて最終的に潰してしまって毎年内容を変えて新しくつくるって意味がわかりませんね
■雪ミク電車
さっぽろ雪まつり会場の近くでは雪ミクでラッピングされた路面電車まで走ってました。これも痛車ってやつなんでしょうか。今回見る機会はありませんでしたが飛行機まで雪ミクでラッピングされているそうです。
■スープカレー専門店
こちらは札幌の某スープカレー専門店。ゴア/サイケデリックトランスとか流れてそうな怪しい雰囲気を醸し出していますが
お店に入るとミクさんだらけでBGMもボカロ曲になっていました。コラボメニューもあって北海道の野菜がたくさん入ったハンバーグ入りのスープカレーで大変美味しかったです。こんな感じでミクさんがそこかしこに溶け込んでいるのが今回の北海道旅行最大の衝撃でした。
■マジミラ・札幌観光後のジンギスカン(ジンパ)
時系列めちゃくちゃですがマジミラ10thを楽しんだあとTwitterのFFさんと合流して雪まつりなどなど見てまわりジンギスカンとビールで感想を言い合うのがとても楽しかったです。お店は札幌出身のFFさんのチョイス。有名店(予約不可)は寒い中大行列になってましたが、こちらは予約可能でしかも離れの個室に案内してもらえて大いにマジミラ・雪ミクの感想など話すことができました。地元民によるとジンギスカン鍋は家で食べるスタイルで、炭火焼きだと外食感があるんだそうな。炭火焼きのジンギスカン&サッポロクラシック、大変美味しかったです。■SNOW MIKU 2023 ウイングベイ小樽
翌日は小樽へ。のどかだなと港を眺めていたのですが早歩きの人達が続々と… その先には大行列ができていました。こちらではSNOW MIKU 2023の公式物販・企業物販や様々な展示、SnowMix♪作曲者によるピアノ演奏、トークショーなどが開催されていました(あまり写真撮ってませんでした…)。マジミラでお話した方の一人がコスプレして来られるとおっしゃっていたのでそれっぽい人に話しかけてみましたが人違いでした💦
ここではボカロPの方々から直接CDを買える「クリエイターズマーケット」も開催されておりこの機会にCDを大量に購入しました。意外とゆっくり好きな曲などお話することができました。公式物販でもSNOW MIKU 2023の公式コンピを購入。どれも良い曲たくさん入ってました
この後は小樽をぶらぶらして北一硝子の酒器を購入しました。雪の模様と夜明けの空のピンクが今回の旅の記念にピッタリだと思ってこれを選びました。
■VOCALOID AFTER PARTY
小樽を楽しんだあとは再び札幌へ。さっきまでクリエイターズマーケットにいたボカロP達によるアフターパーティーに参加しました。コスプレさんが歌って踊ったり、雪ミク・マジミラで北海道に来て聞きたいあんな曲やこんな曲をたくさん流してくれたり、マジミラで絶対流れない治安悪い曲が流れたりと大盛り上がりでした。TwitterのFFさんともエンカできまして流れてくる曲に一緒に喜んだりして楽しかったです。
■ニッカウイスキー 余市蒸留所 工場見学
こちらはニッカミュージアム。ウイスキーづくりについて大変詳しい展示が多数。ポットスチルの実験装置の展示・解説からカフェ式連続蒸留機の説明まで驚きの内容でございました。後半は竹鶴政孝とジャパニーズウイスキーの歴史やリタの紹介など。ドラマや本も読んでましたが実際のノートや蒸留機の図面などこちらの展示もすごかったです。
有料試飲コーナーもあり。余市蒸留所限定のシングルモルト余市3種を頂きましたがどれも個性的な香り・味・余韻で驚きました。この日までお酒を抑えて来た分放出しました。
■札幌の夜景
余市から札幌に帰ったらさっぽろテレビ塔に登って雪まつりの夜景を拝んでフィニッシュ とにかくSNOW MIKUが想像以上の内容でほぼミクさん関係の観光になってしまいました。普通はライブ会場だけ楽しんでライブ終わったらあとは通常の観光じゃないですか。街全体がミクさんで盛り上がっててどこ行ってもミクさんが溶けこんでいる状況でしてこれが実際行ってみて本当に楽園のようでした。念願の余市蒸留所にまで行くことができましたし大変満足な連休を過ごすことができました。ライフ・ワーク・バランス取れたと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿