蝶ヶ岳~燕岳 テント泊縦走

2018年8月19日日曜日

アウトドア キャンプ スポーツ 登山 料理/グルメ/宴会

 夏休み後半、北アルプスの蝶ヶ岳から燕岳までをテント泊2泊3日で縦走して参りました。槍・穂高連峰など一望できる稜線を歩き続ける大変贅沢なコースだと思います。台風が大量発生したり悪天が続いてましたが予約が必要な山小屋泊と違い晴れてるタイミングに日程調整できるのがテント泊の強みですね。


 前日とある場所でお風呂&仮眠室で睡眠をとり、穂高駐車場に車を駐車し、タクシーで三股登山口へ。1日目は三股登山口から蝶ヶ岳まで登り、2日目は百名山・常念岳を経て大天井岳へ、3日目は表銀座縦走路を歩いて燕岳へ。中房温泉で温泉に入って定期バスで穂高駅駐車場まで戻りました。


■蝶ヶ岳
 蝶ヶ岳には霧がかかって割と涼しいタイミングで登ることができました。到着した時点ではガスってましたがテント張って少し休んだあとはスカッと晴れてくれました(下山まで)。蝶ヶ岳からは北アルプスのスターである槍・穂高連峰を本当に一望することができ感動しました。

 写真左から前穂高岳→奥穂高岳→涸沢岳→北穂高岳→大キレット→南岳→中岳→大喰岳→槍ヶ岳です。西穂高岳およびジャンダルムは前穂高岳の後ろに隠れてます。ジャンダルムや大キレットを通過するルートは国内最高難度のルートの1つ。僕は見てるだけで満足です(´ー`) 穂高連峰の下にはかつて歩きました 涸沢カール→パノラマコース→屏風岩→梓川(上高地)のコースを確認する事ができました。すげぇぇ!全部見える!

 基本的にこの景色を横目に歩くコースとなっており3日間常時絶景となります。これ以上贅沢なコースはあるだろうか。。。


■常念岳
 今回の行程で一番きっつかったのは蝶ヶ岳からの百名山・常念岳でした。蝶槍→2592ピーク→2512ピークのアップダウンを繰り返した後にご覧のハードな岩稜帯を越えやっと登頂です。見渡せばいつでも槍・穂高の絶景が応援してくれたのですが顔を上げることもできませんでした。「はぁぁ…はぁぁ…」と声に出しながらコースタイムの2倍かけてやっと登頂。。。(山と高原地図のコースタイム短すぎ疑惑)


 山頂からはさすが百名山、北アルプスの色んな山を見渡すことができました。昨年歩きました「日本最後の秘境」雲ノ平エリアのルートも一部確認することができました(槍の右のほう)。涸沢カールも見る角度が変わり涸沢小屋まで見ることができました。

ここで縦走あきらめて下山…という考えが脳裏に浮かびましたが、大天井岳までは割と緩やかという言葉と常念小屋のハンバーグカレーに助けられました。


■大天井岳(おてんしょうだけ)
 2日目のゴール地点です。蝶ヶ岳から1日で何とかここまで来たわけですが振り返りますと、これまで歩いてきた大天井岳←東天井岳←横通岳←常念岳(真ん中)←2512←2592←蝶槍←蝶ヶ岳の稜線を確認することができ、マジでこんな道あるいて来たのかよ…と驚かされました。少しずつでも歩き続ければ事は成せるんだな感が半端なかったです。

また立山連峰や剱岳、五色ヶ原の尾根も見えました。遠くて小さくても剱は存在感がありますね。


■燕岳
 今回の縦走最後のピークは「アルプスの女王」燕岳。山小屋泊で中房温泉からピストンで登ったことがあり今回2度目です。まわりには「燕」Tシャツを着た登山者が多くリピータの多さが伺えます。さすが人気の山。。。


 最後の山を無事登頂!燕岳からは白馬連峰を眺めることができました。唐松岳は北アルプスデビューの山ですが、白馬岳周辺は縁無くまだ行ったことありません。


 燕岳に来たら燕山荘のケーキは外せません。新作のりんごキャラメルケーキおいしかったです。

 あとは合戦小屋でスイカ食べて中房温泉へ下山してゴール!北アルプス三大急登だけあって登ってこられる方々の表情が厳しかったです^^; 下山後 定期バスが来るまで ソフトクリーム食べて温泉入ってコーヒー飲んで過ごし、穂高駐車場に着いたら蕎麦食べて帰宅しました。


 以上が蝶ヶ岳~燕岳 テント泊縦走の内容です。抜群の展望なので間違いなくおススメのコースです。ただし常念岳のハードなアップダウンはお覚悟。晴れの日限定で行ってください。

撮影:RICOH GR

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