見晴キャンプ場は平日は数張程度だったのですが休日には結構な数になってました。連休だと張るとこ無いみたいになってたのかな?湧き水が美味しかったです(飲み放題!)。周辺には複数の山小屋の食堂もあるので山にしては優雅な食事を楽しませて頂きました。また山小屋のお風呂(木のお風呂!)が利用でき毎日サッパリとすることができました。BBQとかしないのであれば下手なキャンプ場より断然良いかと。。。
植物には詳しくないのですが、町では見られないような珍しい色んな花が咲いており、植物に詳しい方がそれを見つけては大変感動されているのを見て、お話を伺ったりしておりました。花でここまで感動できるなんて自分の感受性の乏しさを思い知らされました。『センス・オブ・ワンダー (レイチェル・カーソン)』読んで出直します。
写真は上から順にニッコウキスゲ、アザミ(オゼヌマアザミ?)、?、ヒツジグサ、ナガバノモウセンゴケ、ギンリョウソウ。もっと色んな花が咲いてました。
またトンボがたくさん飛んでいました。歩いていると常に目の前にはトンボか蝶が飛んでました。
尾瀬ヶ原は東西6km南北2kmの本州最大の高層湿原でどこまでも緑が広がってました。景色を楽しみながらのんびりゆったりと歩いておりました。「夏が来れば思い出す~♪」って尾瀬の歌なんですね。
尾瀬沼めぐりでは大江街道というところがニッコウキスゲのお花畑になっていました。素人目にはたくさん咲いているのですが本来ならもっと咲いているんだそうです。ニホンジカが食べてしまってかなり減ってしまっているらしいです。
テント泊装備を担いでの至仏山はきつかったですが山の上からは広大な尾瀬ヶ原の景色を一望することができました。双眼鏡で2日間歩いた道を確認することもでき面白かったです。
写真では撮り損ねたのですが「白虹」という現象も見ることができました。虹といえば七色ですが白虹は白一色。日の出の頃、朝霧の小さな水滴に朝日が差し込むと光の屈折と分光がうまくいかずに白色のまま虹が投影されるんだそうです。朝霧が強く太陽光がモヤで弱められていない条件が必要で今日は見れますかね~とお話しながら毎朝待ってましたがなんとか見れました。もっとクッキリ!とタイミングを見てたらすぐに消えてしまって写真は御覧のありさまm(_ _)m
見どころがありすぎて(写真600枚超!)何ともまとまらない内容となってしまいましたが、大変きれいでのどかな場所でゆったりとした休暇を過ごすことができました。本来の尾瀬はこんなものではないようですので今回は入門編ということにしてニホンジカ対策がされた頃、水芭蕉の季節か草紅葉の季節あたりに訪れてみたいです。
撮影:PENTAX K-01 / SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO HSM