護衛艦「かが」一般公開@大阪港

2018年5月20日日曜日

イベント

大阪港で護衛艦「かが」が一般公開されると聞いて行って参りました。艦艇内部の様子、一般公開に伴う催しの内容について報告させて頂きます。

護衛艦「かが」はヘリ搭載型護衛艦に分類される海上自衛隊史上最大の艦艇だそうです。太平洋戦争前半で主力空母として活躍した「加賀」と同じ名前。主要任務は護衛艦隊の旗艦として対潜戦、災害派遣及び国際平和協力活動など多様とのこと。


以前舞鶴で護衛艦「ふゆづき」を外から見たことがありますが、「かが」は空母の名前を持つだけあってスケールが違いました。


今回は外からの見学だけではなく艦艇内部に入ることもできました。(護衛艦の中に入るのは初めて!) まずは格納庫内部の様子です。他の護衛艦との比較ができませんが大変広々としていました。展示や物販がメインで物販エリアには大行列ができていました^^;


200人近く乗れるという巨大なエレベーター2台で格納庫⇔甲板を移動できました(写真は下降用)。ガチャン!ギュイィィィン!と激しく上昇するかと思いきや、意外とスィーっと静かに素早く上昇しました。


甲板にあがりますとこんな感じ。広すぎて写真で撮っても船って感じがしません💦


「国際信号旗」という一つ一つが文字を表す旗が飾られていて聞いてみますと「ようこそ おこしやす」と「WELCOME KAGA」と書かれているんだそうです。目には見えないおもてなし精神を感じました。


哨戒ヘリコプターも4台展示されてました。魚雷やレーダーなど積んでおり、対潜水艦戦,対水上戦,探索救難,通信中継,人員・物資輸送の任務を行うと書かれていました。


これはSeaRAMというミサイル防衛システム。ミサイルランチャー,電波探知装置,赤外線カメラなどを搭載していて、ミサイルが発射されると目標が発する電波に向かって飛んでいき目標に近づくと赤外線カメラにより目標を捉えて撃破するんだとか。従来機だと射程が短く撃破できても艦に被害が出る可能性があり、より長距離で目標を撃破して艦も防御するべく開発されたんだそうです。


信号ラッパを聴くことができました。総員起こしや出航、ラッパ版 君が代など実演されていました。バルブが無く唇のしめ方によって7種類の音程を出すらしく見た目以上に難しそうでした。総員起こしとか出航とか実際にやってみたいものです♪


手旗信号と探照灯による通信の実演もありました。手旗信号でキーワードを送信し、探照灯の人がそれを解読して同じ内容を探照灯によるモールス信号で返信。手旗信号と同じ内容か確認するとうもの。いずれもボーイスカウトで経験済ですが忘れました。午前の部は「テンポウザン」とか平和な内容でした。電波が発生すると位置がバレてしまうのでこのような通信手段は今でも現役バリバリなんだそうです。


海遊館前では舞鶴音楽隊による演奏会が行われていました。宇宙戦艦ヤマト、銀河鉄道999、双頭の鷲の旗の下に、埠頭を渡る風、海の声、西郷どんのテーマ、聖者の行進、軍艦行進曲etc.たっぷりな内容。素敵な演奏でした。

以上、大変見応えのある一般公開でした。またこういった機会があれば是非見に行きたいと思います。呉や横須賀にも行ってみたいものです。

撮影:RICOH GR

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