オーケストラ観賞@ザ・シンフォニーホール

2016年9月6日火曜日

チャレンジ企画 音楽

SHL22
軍艦を集めたり強化しながら敵と戦闘し勝利をめざすブラウザゲームがありまして、このゲームのBGMが大変素晴らしいのですが、このゲームの音楽がプロのオーケストラ「関西フィルハーモニー管弦楽団」によって演奏されるということで、チケットの抽選を勝ち取り、有給を取得して行って参りました。

1年半前にチェロの小さな演奏会がありましたが、オケとなると大学院の修了以来聴いておりません。

コンサート会場は大阪のザ・シンフォニーホール。
世界一美しい響きを目指し、クラシックコンサートで最も良い響きになる「満席時残響2秒」に徹底的にこだわり、国内外から高い評価を受けているコンサートホールとのことです(自分には勿体ない)。格式高さでしょうか、入った瞬間「すげぇ…」の一言でした。

座席は全席(1704席)満席。遠方から新幹線や高速バスで来られた方も多いようです。僕はS席から観賞させて頂きました。全体をよく見ることができるいい席でした。

会場アナウンスは先日のイベントで実装されたばかりのQueen Elizabeth class Battleship Warspite。いきなりの登場とネイティブな英語にどよめきがおこりました。

プログラムは上写真(ポストカード)のとおりです。原曲はどの曲も良い曲なので、どれが演奏されても感激です。「眼下の伊号」「新編「海上護衛隊」抜描!」「睦月型駆逐艦の戦い」あたりを期待してましたが、いいんです!

生演奏というのはその時だけのもので、CD化の予定もありませんので、必死に各演奏の拙い感想だけでも書き残しておこうと思います。

最初は有名なクラシック曲で、最初に実力を披露されたのか、ウォームアップなのかよくわかりませんが良かったです。何のとは言いませんが比較にもなりますし。

「邂逅」が何の曲だっけと思ってたのですが、最近実装された「図鑑」画面での曲でした。きれいな曲で大変感動的でした。水中を漂っているようなゆったり目の曲調でリラックス。

そして「特型駆逐艦」。最初ピアノから入った瞬間、一気に気分が高揚しました。原曲に近い演奏で、オーケストラによる臨場感や迫力の違いに驚かされました。

「索敵器、発艦始め!」は大好きな曲で鳥肌がブワっときました。この時点で「最高やんー」とか思ってました。

「シズメシズメ」は原曲ではコーラスに違和感を感じていた曲なのですが、演奏で上手くアレンジされていました。かなり凶悪な曲、流れるようなピアノ、聴きごたえ満点でした。

「飛龍の反撃」は原曲の中でもかなりお気に入りで、生演奏でもやっぱりかっこよかったです!あの盛り上がるところが特に!

「威風堂々」はWarspiteの母国イギリスの曲ということ紹介されました。大学の入学式やテレビでもよく聞く曲ですね。

「秋月の空」、第二部は序盤から最高の演奏を披露してくれました。この曲も原曲からのお気に入りです。

その後の「連合艦隊、西へ」は原曲が和風ロック調だったのであまり注目していなかったのですが、オケになって大化けしてました。こんな曲になるのかと驚かされました。一気にお気に入りの曲に格上げされました。 「シズメシズメ」頃から思ってましたがアレンジが裏切らず、期待以上!

「秋月の空」と「連合艦隊、西へ」が今回の演奏会で一番良かったと思います!

「海上護衛戦」はソナー音が微妙だったかな。別のグループで聞いた「眼下の伊号」が素晴らしくてこれと比較してしまいました。

「モドレナイノ」は「シズメシズメ」と同様、コーラス・ボーカル部分が演奏によって上手くアレンジされ、迫力のある曲になっちゃってました。

「次発装填、再突入!」は不気味な感じがちゃんと出ててゾクゾクさせられました。この曲も好きで、生演奏が聞けてうれしかったです。

「武蔵の帰投」感動。すばらしい演奏に大きな拍手で第二部終了。

「母港」は静かで落ち着く曲なのですが、こういう曲でも何とも言えませんが素晴らしかったです。じわじわ雄大な演奏になっていき文句なしでした。

「母港」「昼戦」はゲーム中で一番よく聞く曲なので他の曲に比べて何だかじっくり演奏を味わえた感があります。

「夜戦」は原曲の何倍も迫力のある演奏で、まるで難関イベントのボス曲のようでした。本当にアレンジが素晴らしい。真っ暗な中に赤いライトが照らされるという照明の演出も夜戦という感じが出ててよかったです。

「提督との絆」はあまり聞かない曲でしたが、これだけ素晴らしい演奏を終えた後ですと、すごく感動的でした。

以上のような演奏でした。「母港」~がアンコール扱い?
拍手が鳴り止まないのですがWarspiteの退場の案内が流れたときにピタっと拍手が鳴りやんで皆傾聴していたのには驚きました。まるで弦楽器のミュート。

どの曲も自分の知識やボキャブラリーでは感動を表現しきれませんが、Twitter上の感想を引用すると、控えめに言って最高でした。


演奏もすごかったですが、演奏する側からすると観客からの熱気がすごかったみたいです(指揮者インタビューより)。皆さん好きで聴きに来られていてすごく集中して聴いておられたとおもいますし、演奏後の拍手もすごかったですし、確かにそうだったんだろうなと思います。

また、音楽を作曲された大越さんが登場し、感想などのインタビューがありましたが、こういうの慣れない感じが出てて非常に親近感を持ってしまいました(笑)。観客も登場時は「マジで!」とどよめいてましたが、インタビューで和やかな雰囲気になりました。同じく作曲された宇佐美さんも来られてたみたいですが壇上には上がられませんでいた。


というわけで某ゲームのクラシックスタイルオーケストラ 西方艦隊 with 関西フィルハーモニー管弦楽団、大大大満足でした!また機会があれば聴きに行きたいです!

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